横須賀の名所−周辺を含めて−
衣笠山公園 | |
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衣笠山の正式な名称は鞍掛山(くらかけやま)というそうであるが、多分誰も知らない。衣笠城があったところが衣笠山なんだろうが、今では衣笠山と言えば、桜の名所たるここしかない。一帯は衣笠山公園となっており、頂上付近は3000本の桜が植えられ、麓はわんぱくの森、ほたるの里など整備され、1年を通して楽しめるようになっている。 しかしながら何と言っても一番の自慢は、春ともなれば万梢のことごとくを紅霞で包み隠すがごとく、全山をうすくれないに染めて咲きにおう染井吉野である。日露戦争で戦死した三浦半島出身の兵士を慰霊するため植えられたのが始まりらしい。頂上には周辺一帯の鎮守、衣笠神社がある。 現在では慰霊の桜だったなど気にすることなく、夜には張られた提灯に灯が入って会社帰りに花見で盛り上がるが、この時期の山のてっぺんは寒さがきついので防寒対策が怠れない。 ここには東京湾の防備としての海堡建設に貢献のあった西田昭則を顕彰する碑、忠犬タマ公の碑の他、芭蕉(はせを)の句碑まである。 ここからは、大楠山へのハイキングコースが整備されているが、大楠山へ行くことが目的ならアップダウンがあって快適とは言えない。衣笠山公園、衣笠城址と楽しみながらハイキングする気持ちの余裕が無くてはならない。 ソメイヨシノ1 ソメイヨシノ2 枝垂桜 花見 キブシ 衣笠神社 消防待機 令和7年8月4日改(平成28年6月4日初出) 詳しくは横須賀市のサイトへ |
更新履歴 | ![]() |
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令和元年10月4日 衣笠城址 令和7年4月4日 坂本龍子の墓 令和7年5月4日 ソレイユの丘 令和7年6月4日 小栗上野介像 令和7年7月4日 三笠公園 |
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