横須賀の名所−周辺も含めて−
坂本龍子の墓 | |
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坂本龍馬の妻だったおりょうさんの墓である。 元亭主の龍馬は寺田屋では新撰組の襲撃をかわしたが、近江屋では逃れることが出来なかった。襲う方も馬鹿でないから今度は抜かりなく手はずをととのえて、退路を断って踏み込んだであろうことは想像がつく。龍馬33歳で暗殺。彼女の人生はここまでだったと言えるでしょう。その後は土佐の龍馬の実家に身を寄せたり、京都に戻ったりした。そんななかで近江八幡の商人と再婚したおりょうさんの終焉の地が横須賀だったのだが、なぜ横須賀だったのかはわからないという。2度目の亭主と円満に過ごし明治39年、西村ツルとしての最期だったが、墓碑銘は坂本龍馬の妻である。亭主がそうしたらしい。ということで、よくある村おこしのための墓ではなく、遺骨はここに眠っている。 墓は京急大津駅から歩いて10分ほどのところにある信楽寺(しんぎょうじ)の境内にあり、毎年おりょうさんまつりが開催される。ま、これは村おこしであることに疑いの余地はない。 米が浜通りに終焉の地標識がある。 蛇足ながら、近江屋の跡地は回転ずし屋となっているらしい。 令和7年4月4日改(平成27年6月4日初出) 詳しくは横須賀市のサイトへ |
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