今週のテーマ

  七つの子




「七つ」が、「七歳」なのか、「七羽」なのか判然としないというので、
未だに結論が得られていないという。
しかし、よちよち歩きの子ならともかく、小学生にもなってカラスを数えるのに、ひとつ、ふたつもないもんだ。これでは日本語が泣くというものだし、正しい日本語を教えるべき教育上もはなはだ良くない。
ということで、「七羽」説は作詩した野口雨情に失礼である。

私は「七歳」説をとる。カラスの七歳は立派な成鳥で、すでに子どもでないとの主張はキンチョールである。そもそもこれは、メルヘンの世界の話だからカラスの生態をうんぬんするのは賢しらである。

ただ、個人的な感想を言えば、七歳になってもまだかわいい、かわいいと思う気持ちは親なら当然だが、カラスの鳴き声がそう聞こえるかと言えば、芸術家でない私にはノーである。集積所のごみを食い散らかし、もっとうまいものを出せとギャーギャー言っているようにしか聞こえない。ヤツらもその日暮らしで必死なのは分かるが、カラスの勝手にさせない自衛策が求められる。
東京からカラスを撃退したイシハラ知事はエラかった。彼の指導力が動物なんたら連中を黙らせたと思う。

令和8年3月24日改(平成30年2月24日初出

 
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